本日はただの雑談。
前回の投稿でいったん目標にしていた参考書の紹介が一通り終了し、ここ数日はパソコンに向かう時間が圧倒的に減り自由に使える時間が増えました。
結構な時間をブログに使ってたんだな、と。
ただ、このブログを始めようと思ったきっかけが、自分が医師国家試験の勉強をする際に参考にさせてもらっていたブログへの感謝の気持ちからでして、始めたからには参考書の紹介までは最低限やりきろうと思っていたので、それができた点はよかったです。
参考書の紹介自体は今後も続ける予定です(というか、おそらくこのブログのメインです)。少なくとも内科専門医をとるぐらいまではやりたいな、と思ってます。内科を満遍なく勉強しますし、内科専門医試験対策への参考にもなるかもしれないですし。
スタイルとしては「この本を紹介したいな」と感じた際に単発でやろうかなと思っています。で、ある程度たまったらまとめるみたいな感じで。
基本このブログはあんまり無駄な情報は載せないようにしたいので雑談はそこまでしないつもりです(僕の勉強以外の話はほとんどの人は興味ないでしょうし)。が、今一区切りついたので今日は雑談です。
先日、4月からの就職先の病院に面接(というか挨拶?)に行ったのですが、そこの先生がとてもいい人でした。どこにでもいるただの専攻医一人に対してとても気を使ってくださり申し訳ないぐらいでした。
また来年度以降は職場での人間関係のストレスはなさそう(それどころか凄いやりやすそう)で、とてもありがたい限りです。
僕は人生を振り返ってみると、表題にもあるようにかなり人に恵まれたなって思うことが多いです。それも苦しいタイミングで出会うことが多いです。
こうやってブログで偉そうに参考書をつらつらと紹介していますが、実は研修医1年目の時本当に救急が嫌でした。何もできないし、こわいし、怒られるし etc…
救急の現場に慣れてきたら慣れてきたで、自分が思っている医療との差が激しくかなり悩んでいました。一時はかなり情熱も冷め、流す感じで淡々とやっていました。
この先もこんな感じで淡々と医療をやっていくのかなぁって思っていたときに救急に新しい先生が来ました。
救急で有名な某病院で後期研修をやっていた先生で、当直のシフトで初めて一緒に入った時、少し話をしたのですがすぐに「本物が来た」と感じました。
シフトが一緒のことが結構多く、またとても教育熱心な先生でして仕事が終わってからも色々と教えてくださいました。
その先生と一緒にいたのはたったの2ヶ月間でしたが(実際に一緒に仕事をした回数になると10回にも満たないです)、間違いなく僕の医者人生を真っ直ぐに立て直してくれました。今思い返しても本当に感謝しかありません。
それ以来救急が好きになり、積極的に学べるようになり今に至ってます。
これまで数人「この人かっこいいな」って感じる先生がいました。先の救急の先生ももちろんその中の一人です。そして皆さん仕事ができるのは当然として、それに加えて優しくて教育熱心でした。
個人的な意見ですが、できる人は基本教育者でもあると思っています。これまでずっと教える立場にいたからそうなんでしょうか。
そういった先生に憧れている訳ですから、やはり自分も教育者でありたいと思っています。
教育者というと学校の先生みたいなのがすぐに思い浮かびますが、それ以外にも形は色々あるはずです。このブログもちょっとしたその現れです。
皆さんは医学生時代や研修期間中に良い教育者、メンターに出会えたでしょうか。
一生懸命にやっていると必ずそれを見つけてくれる人がいます。皆さんにもいい教育者との出会いがあることを願ってます。