医学部生活の流れ -5年生-

CBT・OSCEを乗り越え、いよいよ臨床実習が始まります。

白衣を着て病棟を動き回るっていると、どこか医者になった気分?

また、同時に医師国家試験に向けて予備校の講座も受講し始める期間でもあります。

医師国家試験勉強とのバランスが難しいところですが、患者さんから学ぶことはとても多いはず。

長い長い医者人生の最初の一歩(?)です。頑張っていきましょー。

臨床実習開始

一緒のグループは誰だ?

もはや臨床実習の一大イベントがグループの発表ですかね笑

かくいう僕も当日の朝はソワソワしてました。

なんせ、長いですからね。

解剖学実習のグループも苦楽を共にするため仲良くなると言いましたが、期間で言えば臨床実習の方が長く、1年間は一緒のグループで行動を共にします。なので基本的に毎朝顔を合わせます。

「できれば仲が良いアイツと一緒になりたい」と思うのは普通のことですよね。

ちなみに、やはり仲が上手くいかないグループは毎年一定数あるようで、僕の学年にもそういうグループがありました。

仲が悪いグループだからといって臨床実習にそこまで影響を及ぼすものではないのですが、医師国家試験勉強のストレスもある中、さらに対人関係(しかも毎日顔を合わせる)のストレスが加わることはできれば避けたいところです。

そういえばストレスで酒が増えて太った友人がいました笑

ただ、このグループは自分たちで決定することはできないと思っていて間違いないです。

大事な臨床実習のグループを天に任せるのも辛いものがありますが、実際に働き出しても周りは必ずしも自分に協力的な人たちばかりではないですので、その練習と思って諦めるしかないですね。

ちなみに僕は初期研修2年目を大学で研修しているので、学生さんグループとよく絡むのですが、改めて接してみるとグループによってカラーが出ますね。

  • 真面目で皆で協力して勉強するグループ
  • 真面目だけど特に協力せず、各自バラバラなグループ
  • 不真面目なグループ
  • メンバーに無関心なグループ etc…

やはり女の子がグループに(多く)いると、真面目になる傾向な気がします。小学校のよくある「ちょっと、男子ー」は大学でも健在なのでしょう。

あと仲の良さもそうなんですが、グループの方向性が揃うことも結構大事ですね(まあ仲が良ければ方向性も揃うんですけど)。

リーダー的な人が一人真面目で臨床実習をしっかりしたいタイプでも、他が早く帰りたい派だとグループは容易に分裂します。

臨床実習グループとCBT・OSCE

僕の大学では、明言はされていないですが、この試験の成績を参考にして臨床実習のグループ分けがされているとの噂を聞きました。
グループ毎で成績の偏りが出過ぎないようにし、グループの中でメンバーに教えられるような人を配置したい、などの配慮がなされているのだと勝手に思ってます。

医師国家試験対策も開始

医師国家試験予備校

医師国家試験予備校に関しては、別記事として書いていますので、そちらをご覧になってください。ここでは概要を説明するにとどめます。

医師国家試験予備校。その名の通り予備校です。

医学部生にはお馴染み(?)な大学受験予備校に河合塾・代々木ゼミナール・駿台予備校 etc…があると思いますが、いわゆるそれの医師国家試験バージョンです。

僕が把握している限り、いわゆる予備校の形式(浪人生が椅子に座って、黒板の前で先生が講義しているのを聞くもの、と思ってください)となっているのが3校あり、あとそれに準ずるのが2つあります。

YouTubeをはじめとしたインターネットを利用した小規模なものはこれからも数は増えていくと予想できますが、今のところ大手は5つぐらいです。

最初に言っておきますが、医師国家試験予備校(以下、予備校)に関しては全くもって必須ではないです

が、それは圧倒的に少数派です。

なぜ予備校の講義?

医師国家試験の合格率は9割前後です。つまり、周りと合わせて勉強すれば良いわけで、そのメルクマールになっているのが予備校の講座になります。

臨床実習に出るまでに大学で講義を受講しているので、医師国家試験の範囲は一応全て網羅しています。

しかし、大学での講義はそこまで医師国家試験に重きを置いている訳ではないので、大学毎でどこまで疾患を掘り下げるかや試験の難易度など取り扱っている内容は結構違います(時代とともに先生たちも医師国家試験を意識しつつありますが)。
自分の大学の強いところを試験に多めに出したり、深く掘り下げたりするのです。

それを平す役割を果たしているのが予備校になります。

予備校は医師国家試験を意識して講座を作っており、全国の医学生がそれを受講するため、 “周りと合わせて勉強する” ことになるのです

また、毎日3講義を受講するといった、医師国家試験に向けてのリズム作りの側面もあります。

したがって、別に予備校じゃないといけない理由はないので、自分でリズムを作りつつ参考書を使用して独学で勉強しても全く問題ありません

昔は「独学は知識が偏って医師国家試験に落ちる」などと言われていたようですが、インターネット全盛のこの世の中で、そんなことにはならないです。

ただ、周りが予備校の講義についての話などをしていると、知らないことなどが出てくるので不安に駆られることがあります。

医学の知識は膨大で完全に知ることなど不可能で知らないことなどいくらでもあるのですが、やはり医師国家試験を控えている身としては精神衛生上あまり良いとは言えないです。

それでもその不安に打ち勝てると思えるなら、予備校なしもOKだと思います。

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